片上大輔教授らの研究成果が人工知能学会全国大会優秀賞を受賞

片上大輔教授と、電気通信大学宮本友樹先生、名古屋大学田中貴紘先生との共同研究の成果が、2025年5月27日(火)~5月30日(金)に大阪国際会議場にて開催された人工知能学会全国大会にて発表されました。

宮本友樹, 片上大輔, 田中貴紘:運転支援エージェントの発話決定フレームワーク,人工知能学会全国大会(JSAI2025),2D5-GS-9-05(2025.5)

本研究が、人工知能(AI)分野における国内最大の学会である一般社団法人人工知能学会より、「2025年度全国大会優秀賞(一般セッション口頭発表部門)」を受賞しました。

本賞は、2025年5月に開催された人工知能学会全国大会で発表された研究の中から、特に優秀な研究を発表した者に授与される賞です。

この研究では、運転支援エージェントにおけるドライバを支援するための発話決定フレームワークを紹介しています。この提案フレームワークでは、ドライバの心理状態?センサの確信度?緊急度の三つの要因を軸として表現される運転状況と、環境?行動?ヘッジの三要素による運転支援発話構文を基に運転支援エージェントの発話を決定します。これにより、運転状況に対する支援の妥当性を担保しつつドライバの心理状態も考慮した受容性の高い発話決定が可能な運転支援エージェントの実現が期待できます。

関連URL:
人工知能学会受賞者【全国大会優秀賞】
https://www.ai-gakkai.or.jp/about/award/jsai_award-conf/

人工知能学会全国大会(JSAI2025)
https://www.ai-gakkai.or.jp/jsai2025/

人工知能学会全国大会論文集
https://www.jstage.jst.go.jp/article/pjsai/JSAI2025/0/JSAI2025_2D5GS905/_article/-char/ja